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清田悠紀子先生の個展が始まりました。

 

ドローイングとタブローの境界線を追求している清田先生。以前から「タブロー的なドローイング」と、「ドローイング的なタブロー」を制作されてきましたが、ますますその作品に磨きがかかってきたようです。

 

また今回、タブローには描画の省略や強調だけでなく、サンドペーパーによる削りが加わったことで、新たな展開があったようです。省略された形や線と、削り出された画面から「その奥にある、目に見えない何か」を感じ取れてきているように思えました。

 

今回の作品を鑑賞して「観察力と分析力の上に表現力があり、それらを磨いている絵描きだけが、高度な精神性を感じられる作品作りが出来る」と昔、ある先生に言われた言葉を思い出しました。

 

ぜひご高覧ください。

 

展覧会の様子は以下のYouTubeでもご覧いただけます。
YouTube:https://youtu.be/OeI71lsGHIM

 

「清田 悠紀子 展」
会期:2021年12月6日(月)~12月11日(土)
時間:11:30~19:30(最終日17:00まで)
会場:うしお画廊
住所:東京都中央区銀座7-11-6 GINZA ISONOビル3F
電話:03-3571-1771
URL:http://www.ushiogaro.com

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